「スナッグ試験」とは、「引掛け作用により、糸が突出・引きつれを起こす度合い」を評価するものです。
スナッグ現象 |
スパイク付きの球体(メース) |
試験項目 | 試験結果 | |
---|---|---|
スナッグ(級) | たて | 4.0 |
よこ | 4.0 |
等級が大きいほど良い結果(スナッグが発生しにくい)を表します。
一般的な目安値は、3.0級以上です。
ダメージ棒と言われる棒を、JIS L 1076 ピリング試験A法で使用するコルクが貼られた試験箱に斜めに差し渡し試験します。ダメージ棒には、研磨布又はサーフェイスが巻き付けられています。
コルク板との摩擦に加え、コンクリート壁のようなザラザラしたものとの複合作用によって発生するスナッグを評価します。
研磨布を使用したダメージ棒 |
試験項目 | 試験結果 |
---|---|
スナッグ(級) | 3.5 |
試験方法: |
JIS L 1058 D-1法 (ダメージ棒法) 研磨布使用 |
等級が大きいほど良い結果(スナッグが発生しにくい)を表します。
一般的な目安値は、3.0級以上です。