マスクの圧力損失試験(MIL-M-36954C)

概要
 マスクの呼吸のしやすさの指標となる圧力損失の測定方法として、MIL-M-36954C(現在廃版) が規定されています。
試験方法
調湿したマスクを試料ホルダー(直径2.5cm)に取り付け、吸引ポンプを調節して流量が8L/minとなるようにします。この時の圧力損失(mmH2O)を測定し、測定面積で割返した値(mmH2O/cm2)を最終結果とします。
 
装置の構成

試験結果の見方
日本国内において明確な基準値はありません。米国 ASTM F2100(医療用マスク材料の性能基準)において下表の基準があります。
 
試験方法 性能区分
レベル1
性能区分
レベル2
性能区分
レベル3
細菌ろ過効率(BFE%)
ASTM F2101
≧ 95 ≧ 98 ≧ 98
圧力損失(mmH2O/cm2)
MIL-M-36954C
< 4.0 < 5.0 < 5.0
微粒子ろ過効率(PFE%@0.1μm)
ASTM F2299
≧ 95 ≧ 98 ≧ 98
人工血液の耐浸透性(mmHg)
ASTM F1862( ≒ ISO 22609)
80 120 160
燃焼性
16 CFR Part 1610
クラス1 クラス1 クラス1