耐炎性試験(火炎伝ぱ性)(ISO 15025・JIS T 8022)

概要

 ISO 15025(JIS T 8022)には、A法(表面着火)とB法(下端着火)の2種類の試験方法があります。


目的

 防護服材料に小火炎が伝ぱする度合い(火炎伝ぱ性)を評価します。


試験対象品
  • 防火服
ISO15025(JIS T 8022)A法
試験方法

 試料表面に10秒接炎します。

 接炎後、例えば、残炎時間や残じん時間、溶融や滴下の有無等を観察します(防護服の製品規格等により、観察項目が異なります)。


補足

【ISO15025(JIS T 8022)A法が引用される製品規格例】
 

  • ISO11611(JIS T 8128)溶接及び関連作業用防護服
  • ISO11612(JIS T 8129)熱及び火炎に対する防護服
  • ISO11613:2017 建物火災で建物侵入をする隊員をサポートする部隊用の防火服
  • ISO11999-3 建物火災で建物侵入をする隊員用の防火服
  • ISO14116(JIS T 8130)火炎に対する防護服
  • 消防隊員用個人防火装備に係るガイドライン
ISO15025(JIS T 8022)B法
試験方法

 試料下端に10秒接炎します。

 接炎後、例えば、残炎時間や残じん時間、溶融や滴下の有無等を観察します(防護服の製品規格等により、観察項目が異なります)。
 

補足

【ISO15025(JIS T 8022)B法が引用される製品規格例】
 

  • ISO11611(JIS T 8128)溶接及び関連作業用防護服
  • ISO11612(JIS T 8129)熱及び火炎に対する防護服
  • ISO11613:2017 建物火災で建物侵入をする隊員をサポートする部隊用の防火服
  • ISO11999-3 建物火災で建物侵入をする隊員用の防火服
  • ISO14116(JIS T 8130)火炎に対する防護服
  • 消防隊員用個人防火装備に係るガイドライン