金属製品のうち長時間肌に触れる可能性のあるものに対し、ニッケルの溶出量を定量します。
欧州では、女性の10~20%と男性の1~3%はニッケルアレルギーであると言われており、ニッケルは接触性アレルギーの主な原因物質であると考えられています。例えば、ピアスのように肌に直接・長時間接する製品から汗等にニッケルが溶け出し、それを皮膚が吸収することにより皮膚感作が起こります。以下のように使用が制限されています。
国 | 対象 |
---|---|
EU | 金属製のアクセサリー、リベット、ボタン、ジッパー等 |
韓国 |
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コーティングのあるものはEN 12472も適用します。