靴/ ヒールの取付強度試験(カケン法)

目的

 歩行時にヒールの取り付け部分が外れた場合、転倒などの重大事故につながる恐れがあります。履いた状態で歩行などの負荷に対し、ヒールの取付強度が十分であることを確認するための試験です。


試験方法
カケン法
対象製品
  • ヒール高さ3.0cm以上の靴
試験方法
  1. 製品のトップリフト取付部より上方1cmの位置を引張金具で固定します。


    ヒールの取付強度試験
     
  2. 表底の接地面およびヒールの接地面が垂直になるように引張試験機に取り付けます。
    ヒールの取付強度試験

  3. 100mm/minの速度で引っ張り、ヒールが破損、脱落した最大荷重を測定します。
試験結果例
試験項目 試験結果
ヒールの取付強度(N) 535

試験方法:カケン法

試験結果の見方

数値が大きいほど、ヒールの取付強度が高いことを示します。

 

【当センター基準値】

 400N以上