靴/ ヒールの取付強度試験

概要

 ヒールの取付部分の、引張りに対する強度を調べる試験です。


目的

 着用時にヒールが外れた場合、転倒などの重大事故につながる恐れがあります。着用時の負荷に対し、ヒールの取付強度が十分であることを確認するための試験です。


対象製品
  • ヒール高さ3.0cm以上の靴
試験方法
  1. 製品のトップリフト取付部より上方1cmの位置を引張金具または引張治具で固定します。

    ヒールの取付強度試験

  2. 表底の接地面およびヒールの接地面が垂直になるように試験機に取り付けます。ヒールの取付強度試験
  3. 100mm/minの速度で引っ張り、ヒールが破損、脱落した荷重を測定します。
試験結果の見方

 数値が大きいほど、強度が高いことを示します。

 

【当センター基準値】

 400N以上