靴の表底(地面に接する部分)と甲材(足の甲を包む部分)とのはく離のしにくさを調べる試験です。
表底や甲材には着用の繰り返しなどで力が加わりますが、容易にはく離してしまう場合、靴としての機能に支障をきたします。はく離に対する強度を確認することで、製品事故を未然に防ぐことができます。
試験項目 | 試験結果 | |
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表底のはく離強度 | 平均値 | 122N |
最低値 | 110N |
試験方法:カケン法
数値が大きいほど、表底の接着力が強いことを示します。平均値が強くても局部的に弱い箇所があっては実使用に支障が出るため、最低値も評価します。
【当センター基準値】
注)左右両足とも適合すること