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LCA(ライフサイクルアセスメント)を定量的に評価・算定するために用いるツールのことで、LCA算定ツールには主に2つあります。
一つは「LCAデータベース」で、もう一つは「LCAソフトウェア」となり、それぞれの利用用途は下表のようになります。
LCAデータベース | LCAソフトウェア |
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LCA算定に必要となる環境負荷データをまとめたデータベースです。
LCA算定は「活動量×環境負荷原単位」の計算式で行います。活動量は、基本的に算定者がデータ収集することになりますが、環境負荷原単位については、算定者が直接収集することが難しいことからLCAデータベースの値を使用することになります。このためにLCA算定では、LCAデータベースが必須となります。
LCAデータベースには、様々な種類があります。例えば日本であれば、国立研究開発法人 産業技術総合研究所が開発を行っているAIST-IDEA( IDEA:Inventory Database for Environmental Analysis)がよく使用されています。海外であれば、スイスに拠点を置く非営利団体Ecoinvent Associationが開発・提供しているEcoinvent等が有名です。
LCA算定者が効率よく、詳細な分析ができるソフトウェアのことです。
LCAデータベースと表計算ソフトウェアなどを使用すれば、LCA算定を実施することは可能です。つまり、LCAソフトウェアはLCA算定において必須ではありません。
しかし、環境影響領域を複数評価したいなどの場合、表計算ソフトウェアなどではLCA算定に時間がかかる可能性があります。そこでLCAソフトウェアを活用すれば、LCA算定の手間を減らすと共に、より詳細な分析ができるようになります。 LCAデータベースと同様、LCAソフトウェアにも複数の種類があります。ここでは参考までに、LCAソフトウェア MiLCA(みるか)を簡単にご紹介したいと思います。
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研修内容
備考
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