抗菌加工を施した非繊維製品(プラスチック、金属など)の表面における抗菌効果を評価します。
50mm×50mmの試験片(標準サイズ:抗菌加工品と無加工品)を滅菌済みシャーレに入れた後、1.0×105個〜4.0×105個の試験菌(黄色ぶどう球菌または大腸菌)を含む菌液0.4mLを試料の中央部に滴下し、40mm×40mmに切断したポリエチレンフィルム(標準サイズ)で被覆します。 このシャーレを相対湿度90%以上で24時間培養後の1㎠あたりの生菌数を測定し、以下の抗菌活性値を算出します。なお、標準サイズの試験片が用意できない場合は接種面積を減じることができます。この場合、接種菌液量は面積に応じて減じます。
抗菌活性値 (R) = Ut – At ≧ 2.0
Ut:無加工試験片の24時間後の1㎠あたりの生菌数の対数値の平均値 At:抗菌加工試験片の24時間後の1㎠あたりの生菌数の対数値の平均値