近年、蚊による刺咬を防ぐ防蚊性繊維製品が開発され、蚊媒介感染症を予防する有望な対策の1つとして世界的に期待されています。また、国内においても、キャンプ・登山・家庭菜園など、アウトドアで余暇を過ごすスタイルが広く定着し、関連アイテムの市場は急拡大しており、防蚊性繊維製品はより快適なアウトドア環境を提供する機能性商品として注目を集めています。
当センターは産学連携のもと、吸血源に生物を用いない画期的な装置および試験方法を開発し、これが2018年12月に「JIS L 1950-1 生地の防蚊性試験方法 - 第1部:誘引吸血装置法」として制定されました。引き続き、新たな国際規格の開発もすすめ、2022年6月に国際規格 ISO24461(Textiles — Anti-mosquito performance test method using the attractive blood feeding apparatus)として発行されました。
当センターでは ISO24461 の受託を開始します。