静電気による放電が原因で、爆発や火災を伴う事故や、半導体デバイスの破壊が起きることがあります。このような現象を起こさないために、可燃物質を扱う工場や半導体工場等の作業者は、静電気対策として導電性繊維を生地に使用した作業服を着用しています。
導電性繊維は電気を通しやすい性質を持つため、生地の電気抵抗を測定することで制電性(帯電性)の評価をすることが可能です。
JIS K 6911「熱硬化性プラスチック一般試験方法」の試験の一つに体積抵抗率測定があります。これは電気の流れにくさや流れやすさの指標として用いられます。
試験項目 | 試験結果 | 試験方法 | |
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表面漏えい抵抗率 (Ω) |
たて | 1.5×107 |
JIS L 1094 付属書A 印加電圧:1000V 洗濯処理:未処理 試験室の温湿度:20℃、40%RH |
よこ | 2.7×108 |