ポリウレタンの劣化

概要
 合成皮革のバッグやスニーカーの底がだんだんボロボロになってきた・・・。そんな時はポリウレタン樹脂が劣化している可能性があります。ポリウレタンは空気中の水分などにより加水分解され、強度が低下する性質を持っています。完全に防ぐことは不可能ですが、適切な温湿度で保管するなどで、劣化を遅らせることは可能です。再現試験として「ジャングル試験」という高温高湿度の劣化促進試験があげられます。ポリウレタンの質により劣化の程度が異なるため、劣化のしやすさ評価の目安となります。