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CSR(Corporate Social Responsibility)とは、「企業の社会的責任」を意味し、企業が利益至上主義に傾倒せず、社会全体に対する説明責任を果たすことで、企業価値の向上を目指す考え方のことです。
CSR監査とは、サプライチェーン上の取引先や委託先がCSRに則った行動を取っているか第三者的な立場でチェックする重要なプロセスであり、企業活動による負の影響を特定、評価し、継続的に負の影響の停止、防止、軽減していくことで、持続可能なビジネス環境を確立することを目的としています。
CSRの情報は投資先の選定や取引先の選定、就職企業の選定などに利用され、CSRが果たされていない企業は投資家・株主からの厳しい評価や消費者の購買ボイコットやバッシングに繋がる可能性もあり、企業による不祥事に対するリスクマネジメントの一つとして重要です。
当センターでは、取引行動規範や監査基準の策定支援から監査、監査後の改善サポートまで対応しています。また、現地監査員と連携することで、海外での監査も対応可能です。
人権(法令遵守、児童労働、強制労働)・労働慣行(労働契約、賃金、福利厚生、ハラスメント、労働時間、結社の自由・安全衛生・環境(危険危害、消防、化学薬品管理)の他、日本の場合は「外国人技能実習生対応」など
当センターの監査員が実際に監査対象の工場を訪問させて頂き、マネジメントインタビュー、各種記録の確認、作業工程確認、労働者インタビュー、その他規則、規程等を現場で確認します。
日本・中国・べトナム・インドネシア・バングラデシュ・ミャンマー・カンボジア・インド・タイ・フィリピン・ラオス・マレーシア・シンガポール
当センターでは、繊維業界に限らず幅広い業界へのCSR監査を行ってきました。また、近年のCSR監査要望の高まりから監査員の拡充も行っております。