プロポジション65は、カリフォルニア市民、及び州の飲料水の源泉を発がん性、先天異常、またはその他の生殖障害を引き起こすとして知られる化学物質から保護し、またそのような化学物質にさらされているという情報をカリフォルニア州の市民に開示することを目的とし、定められた法律です。
危険な化学物質が製品に含まれていることを消費者に知らせる、「消費者の知る権利」を保証するためのカリフォルニア独自の州法であり、同州内に上市されるいかなる製品も対象となります。
プロポジション65のもと、カリフォルニア州が指定する規制対象化学物質の曝露量を上回る製品は、規定のルールに従って警告表示を行い、その製品の使用により健康被害が生じる可能性があることを消費者に開示しなければなりません。
2016年8月30日、この警告表示のルールが改正されました。移行期間は2年間で、
業界は2018年8月30日までに新ルールに基づいた警告表示への切り替えを
行うことが求められます。(移行期間中は新旧どちらの表示も使用することができます)
【改正の概要】
・警告文は、警告の対象となる化学物質の名称を含まなければならない。
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