ヨーロッパの防護服研究の現状

2014.06.02
試験・検査

    ヨーロッパ防護服会議(6th European Conference on Protective Clothing)ECPC に参加しました。

     

    2014 年5 月14 日(水)~ 5 月16 日(金)の3 日間、ベルギー・ブルージュで第6 回 ヨーロッパ防護服会議(6thEuropean Conference on Protective Clothing:ECPC)が開催されました。
    この会議では、「熱快適性、快適性、革新的技術、人間工学と快適性、標準化と新規試験方法」といったキーワードで、防護服に関わる様々な研究テーマについて口頭発表とポスター発表が行われました。

     
    【 ヨーロッパ防護服会議(ECPC)は・・・ 】
    2 年に一度ヨーロッパで開催され、防護服・防護装備に関する様々な研究テーマの発表が行われます。
    参加者はヨーロッパ各国の研究所・大学や企業の研究者だけでなく、北米、オセアニア、アジアからの研究者・専門家が一堂に会する大規模な国際会議です。
     

    【 主な研究発表テーマは・・・ 】
    『 安全な未来のための革新的技術開発 』『 スマートテキスタイル 』『 快適性と人間工学 』『 持続可能性 』についての報告がありました。 報告された研究の一例としては、「 環境に優しく耐久性のあるはっ水はつ油機能性生地の紹介 」や「 ライフジャケット用発熱体のレイアウトと主観的着心地の関係の研究 」など様々な最先端研究がありました。
     

    高視認性衣服を着用した作業者
    (ブリュッセル市内)

    古都ブルージュ市内の夜景
    (マルクト広場の鐘楼塔)

       

    なお本会議で行われた研究発表内容については、本年度 各所で開催する防護服セミナーにて紹介をしていく予定です。
    ご興味のある方は奮ってご参加下さい。

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