SuMPO EPDの登録検証機関になりました

2025.06.02
業務

    2025年6月2日より、当センターはSuMPO EPD(SuMPO環境ラベルプログラム)において初となる登録検証機関となりました。

    登録検証機関とは、SuMPO EPDの検証を実施することができる機関です。

    SuMPO EPDの検証申請をお考えの方は、是非当センターの検証サービスをご利用ください。

     

     

    EPDとは?

    EPDとは、Environmental Product Declarationの略称であり、製品の環境宣言です。世界共通でISO14025に準拠し運営される透明性の高い製品環境情報を開示する国際的な仕組みであり、EPDはISOに規定された環境ラベルの1種です。近年、製品の環境情報開示にLCA(ライフサイクルアセスメント)を活用する企業が増えており、より透明性の高い環境情報開示の需要が高まっております。EPDはこの需要に応える有効な手段となり、ISO14025に基づく第三者検証済みのLCA情報として情報開示できます。

     

    SuMPO環境ラベルプログラムとは?

    ISO14025に準拠し運営されるEPDプログラムは世界で30以上あります。日本では、一般社団法人サステナブル経営推進機構(通称:SuMPO)が、国内唯一のEPDプログラム(SuMPO環境ラベルプログラム)運営機関です。SuMPO環境ラベルプログラムは、EPDプログラムとして世界で2番目に長い歴史を持ち、2002年の設立から20年以上の運用実績を持ちます。なお、本プログラムにおけるEPDの名称を「SuMPO EPD」と言います(2024年に名称変更があり「エコリーフ」から「SuMPO EPD」に刷新されました)。

     

    当センターによるSuMPO EPDの検証

    当センターは、長年に渡り、繊維製品・皮革類・紙・ゴム・プラスチック・日用品・建材(床材・壁紙・透湿防水シート等)・その他産業資材といった多岐にわたる分野で品質評価を担ってきた第三者機関です。SuMPO EPDの検証においても、公平・公正な第三者機関として、信頼性のある検証サービスを提供します。

     

    検証申請の詳細につきましては、 こちら をご確認ください。

     

お問い合わせはこちら


一般財団法人カケンテストセンター
EPD 検証事務局

e-mail: kakenepd@kaken.or.jp