【日本】UV-328、デクロランプラス、メトキシクロル規制情報

2025.01.16
法律

     2024年12月18日、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)施行令の一部を改正する政令」が公布されました。

    改正概要

    1. UV-328、デクロランプラス、メトキシクロルの3物質が第1種特定化学物質に指定されます。
      施行日:2025年2月18日

    2. 一部の製品にUV-328、デクロランプラスが使用されている場合、輸入することができません。
      施行日: 2025年6月18日

      尚、メトキシクロルについては、使用されている主な製品の輸入の状況、及び、海外における使用の状況を調査したところ、化審法が対象とする用途としての製品の輸入及び使用は確認されなかったことから、メトキシクロルが使用されている製品について輸入禁止措置を講ずる必要性はないとされました。
     

    当センターでご提案している試験方法

    物質 試験方法
    UV-328 ガスクロマトグラフィー質量分析法
    デクロランプラス GC-NCI-MS法
    メトキシクロル ガスクロマトグラフィータンデム質量分析法

    ※ご注意※
    化審法では限度値(基準値)、試験方法は定められておりません。また、化審法第1種特定化学物質は”使用禁止”であり、試験結果だけで"使用禁止"のエビデンスにはなりません。基本的には使用素材のサプライチェーン管理をしっかりと行って頂き、それらと併せて、試験結果を最終出口確認手段としてご利用下さい。

     

    詳細は、カケンInformationをご覧ください。

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大阪事業所 環境化学分析ラボ
TEL 078‐854‐0333