PCM(Phase Change Material)とは相変化物質とも呼ばれ、温度環境によって液相と固相に変化する性質を持っています。
PCMをマイクロカプセル化して加工した繊維は「温度調節繊維」とも呼ばれ、衣類や寝具などへ展開されています。PCMは温度が上がる(暑い)と溶けて熱を吸収し、温度が下がる(寒い)と固まって熱を放出するという性質がありますので、体温付近で相変化するようなPCM素材を用いることで、暑くも寒くもない快適な温度に調節することを目的としています。
当センターでは、PCMの確認試験を実施しておりますので、是非ご利用ください。