示差走査熱量測定DSCによるPCM素材確認試験のご案内

2022.03.08
試験・検査

     PCM(Phase Change Material)とは相変化物質とも呼ばれ、温度環境によって液相と固相に変化する性質を持っています。

     PCMをマイクロカプセル化して加工した繊維は「温度調節繊維」とも呼ばれ、衣類や寝具などへ展開されています。PCMは温度が上がる(暑い)と溶けて熱を吸収し、温度が下がる(寒い)と固まって熱を放出するという性質がありますので、体温付近で相変化するようなPCM素材を用いることで、暑くも寒くもない快適な温度に調節することを目的としています。

     当センターでは、PCMの確認試験を実施しておりますので、是非ご利用ください。

お問い合わせはこちら
大阪事業所 環境化学分析ラボ
TEL 078-854-0333