ブースの様子
スマートウェア・スマートウォッチ・スマートグラスなどのウェアラブル製品が多数開発され、市場にあふれてきています。当センターは、「ウェアラブル試験機関」として「ウェアラブル製品の耐久性評価」をテーマとし、試験方法や評価方法に関する展示をしました。
展示会の総来場数は、約3.3万人となり、当センターのブースにおいても、多くのお客様にお越しいただきました。主な見どころを紹介します。
「ねじり」、「曲げ」に対する耐久性
ウェアラブル製品を使用する際に、ねじったり曲げたりしても品質に問題が生じないか、その評価方法を展示しました。例えば、スマートテキスタイル、フレキシブルテープ、樹脂フィルム、スマートフォンの液晶画面、スマートグラスのつるなどが評価可能です。
今回紹介した、ねじり・曲げ試験ではリアルタイムで通電性を測定することが可能で、断線が発生するまでの回数を測定することができます。
ねじり試験の様子
曲げ試験の様子
「光」、「洗濯」、「高温多湿」に対する耐久性
ウェアラブル製品を使用していくと、光に暴露され変色したり、洗濯することや高温多湿にさらされることで品質に問題が発生することがあります。今回は評価方法の一例を展示しました。また、ウェアラブル製品の素材を用いてそれぞれの要因によるビフォー・アフター品を展示しました。
当センターブースに足を運んでいただいたお客様、誠に厚く御礼申し上げます。
会期中の様子を動画にしましたので、ぜひご覧ください。
会場の様子(動画)
ウェアラブル試験チーム
wearable.testing-service@kaken.or.jp