アレルギー性染料/発がん性染料の定量試験

概要

 発がん性のある染料や、ポリエステル、ナイロン、アセテートなど合成繊維の染色に使われる非水溶性分散染料の中でアレルギー性がある染料を検出する試験です。


目的

 染料の中には発がん性が疑われるもの、分散染料の中にはアレルギーを引き起こすものがあり、いくつかの種類が規制対象となっています
 

規制対象染料
EU 発がん性染料
ドイツ アレルギー性分散染料
韓国

DIN 54231準用
試験方法
 図に示すように試料を有機溶媒で抽出し、多波長検出器付き液体クロマトグラフ質量分析計(LC-DAD-MS)により、その成分を測定(定量)します。
64 LFGB B 82.02-10準用
試験方法

 DIN 54231と同様の方法で行います。

KS K 0736準用
試験方法

 DIN 54231と同様の方法で行います。