当センターがThe Microfibre 2030 Commitmentに署名し、認定試験ラボとして参加しているマイクロファイバーコンソーシアム(The Microfibre Consortium)は、「生物多様性、環境汚染、気候戦略の不可欠な部分としてのファイバーフラグメンテーション※に関する見解(原題:A position on fibre fragmentation as an integral part of biodiversity, environmental pollution and climate strategies)」を発表しました。
ファイバーフラグメンテーションが環境や生物に及ぼす悪影響についての研究が進むにつれ、「地球の三重危機(triple planetary crisis)」と呼ばれる3つの連動した問題を悪化させる可能性が明らかになってきました。
これらの差し迫った重要な課題とファイバーフラグメンテーション問題の関連性を理解し、組織のサステナビリティ戦略の一部としてファイバーフラグメンテーション問題に取り組むことの必要性を示しています。
「生物多様性、環境汚染、気候戦略の不可欠な部分としてのファイバーフラグメンテーションに関する見解」は、以下のマイクロファイバーコンソーシアムホームページより入手していただくことができます。
当センターが作成した和訳版も公開されておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.microfibreconsortium.com/resources-1
※: | ファイバーフラグメンテーションとは、繊維製品がライフサイクルの中で、あるいは自然環境下で破壊されることによって、繊維が脱落するプロセスを指します。 |