当センターは、2023年9月13日(水)~15日(金)の3日間、幕張メッセで開催された「第3回脱炭素経営EXPO【秋】」に出展しました。
ブルーと白を基調としたカケンブース
2050年カーボンニュートラル脱炭素社会実現のため、サプライチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減を進め、可視化する必要性があります。当センターでは、製品等の原材料から製造、輸送、使用および廃棄までのライフサイクル(ゆりかごから墓場まで)における環境側面と潜在的な環境影響を定量的に算定できるサービスをメインに展示しました。
展示会の総来場数は約3.8万人となり、当センターのブースにおいても多くのお客様にお越しいただきました。主な見どころを紹介します。
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MiLCAの実演の様子
長く製品を使用するための耐久性やエネルギーの削減など、脱炭素経営に繋がる機能性素材の評価も同時に展示しました。
キセノンアーク灯光(太陽光に近い波長をもつ光)に対する耐久性の評価を行います。従来の試験機は平面状のサンプルのみを評価していましたが、当該機器は立体物の状態で評価することが可能で、また屋外使用を想定した降雨も可能です。
近年多数発生している熱中症の対策で、カーテン、フィルム素材、日傘、エアコン室外機用カバーなど遮熱性をうたう商品が多く見られます。これらの商品の遮熱性能を評価します。
遮熱性試験機のミニチュア版を設置し、サーモカメラで遮熱性能を測定する様子を展示しました。
当センターブースに足を運んでいただいたお客様、誠に厚く御礼申し上げます。