JIS L 1952:2021「生地の吸湿発熱性試験方法」の試験受託開始について

2021.03.22
試験・検査

     2021年3月22日にJIS L 1952(生地の吸湿発熱性試験方法)が新規制定されました。


     これに伴い、当センターでは当該JIS(日本産業規格)の試験受託を開始いたします。


     JIS L 1952は2部制となっており、第1部(JIS L 1952-1)は「最大吸湿発熱温度測定法」、第2部(JIS L 1952-2)は「熱保持指数測定法」となっています。
     

     第1部は、従来より規定されているISO 18782やカケンB法と同様の試験方法で、低湿度(20℃×約40% RH)から高湿度(20℃×約90% RH)へ急激に変化させ、加湿面の最大吸湿発熱温度ΔTmaxを求めます。

     第2部は、吸湿後の発熱温度がどのように保持されているのかを評価する新たな規格です。最大吸湿発熱温度 ΔTmaxから半減期までの時間と、指数回帰曲線から熱保持指数Ihkを求めます。

吸湿発熱試験機

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