繊維製品の紫外線遮蔽率評価方法(JIS)のご案内

2019.03.07
試験・検査

    繊維製品における紫外線遮蔽性試験は、従来「紫外線カット素材の加工効果統一評価方法(日本化学繊維協会)」または、「オーストラリア・ニュージーランド規格(AS/NZ 4399:2017)」により評価されてきましたが、2019年1月21日にJIS規格(JIS L 1925)が発行されました。

    JIS L 1925では、紫外線遮蔽率の測定方法とUPF(紫外線防護係数)の測定方法が規定されています。

    試験に用いる紫外線の波長領域は290~400nm。

    UPF格付け値は10段階(UPF50+、UPF40 など)で表されます。


    センターでは、JISに基づく紫外線遮蔽性の試験受託を開始しましたので、お近くの試験室へご依頼ください。