当センターは、社会的責任に関する国際規格であるISO 26000(JIS Z 26000)をCSR推進のグローバルな共通指標として捉えています。対照表では、当センターのCSR活動とSDGs(持続可能な開発目標)との関連性についてもお示しします。
SDGsは、持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(no one will be left behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、政府や市民社会、民間セクターその他、すべてのステークホルダーが実現に貢献することを期待されています。
ISO 26000 | 中核主題に関連する カケン重点領域 |
|
---|---|---|
中核主題 | 課題 | |
組織統治 | ・組織統治 | サステナブルな経営基盤づくり |
人権 | ・デューデリジェンス ・人権に関する危機的状況 ・加担の回避 ・苦情解決 ・差別及び社会的弱者 ・市民的及び政治的権利 ・経済的、社会的及び文化的権利 ・労働における基本的原則及び権利 |
サステナブルな経営基盤づくり 職員の尊重 |
労働慣行 | ・雇用及び雇用関係 ・労働条件及び社会的保護 ・社会対話 ・労働における安全衛生 ・職場における人材育成及び訓練 |
職員の尊重 |
環境 | ・汚染の予防 ・持続可能な資源の使用 ・気候変動の緩和及び 気候変動への適応 ・環境保護、生物多様性及び 自然生息地の回復 |
環境への配慮 |
公正な事業慣行 | ・汚職防止 ・責任ある政治的関与 ・公正な競争 ・バリューチェーンにおける 社会的責任の推進 ・財産権の尊重 |
サステナブルな経営基盤づくり 公正な試験検査の提供 |
消費者課題 | ・公正なマーケティング、事実に 即した偏りのない情報及び 公正な契約慣行 ・消費者の安全衛生の保護 ・持続可能な消費 ・消費者に対するサービス、支援、 並びに苦情及び紛争の解決 ・消費者データ保護及びプライバシー ・必要不可欠なサービスへのアクセス ・教育及び意識向上 |
公正な試験検査の提供 社会への貢献 |
コミュニティへの参画 及びコミュニティの発展 |
・コミュニティへの参画 ・教育及び文化 ・雇用創出及び技能開発 ・技術の開発及び技術へのアクセス ・富及び所得の創出 ・健康 ・社会的投資 |
社会への貢献 |