公正、中立を第一とする試験検査機関として、すべての職員が規範となる行動をとることのできる組織の基盤を確立します。
持続可能とは「サステナブル」を表す言葉で、環境や経済など社会の持続可能性に配慮した事業活動を行うことを意味します。2015年の「SDGs(持続可能な開発目標)」の採択や2016年の気候変動抑制に関する国際的な協定「パリ協定」の発効等を受けて、社会課題への関心や認識が高まるなか、企業においては、社会の持続可能性に配慮した経営が求められるようになっています。つまり持続可能な経営とは、社会のサステナビリティの視点を経営戦略に採り入れることで、当センターの企業価値向上を図っていくこと、すなわち、事業を通じて、収益を得ながら社会課題解決に貢献することです。
当センターは、グローバルな試験検査機関として、CSRへの取り組みを経営そのものと考え、環境の変化に応じ、透明・公正かつ迅速・果断に意思決定を行う経営の健全性と効率性を確保し、持続可能な経営を推進します。
当センターは、グローバルな試験検査機関として、すべてのステークホルダーから信頼され、持続的に発展することを目指して、当センターのCSRの基礎となる「行動規範」(日本語、中国語、英語)を定め、全職員に配付しています。 この「行動規範」のもとで、法令・規範・倫理等を遵守し、社会との調和・共存という観点からも、適切かつ誠実に企業活動を推進することで、すべてのステークホルダーへの社会的責任を果たしてまいります。
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行動規範(2011年4月1日改定)
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当センターでは、事業を継続的に発展させステークホルダーの期待に沿うことで社会的責任を果たす重要な活動の一つと位置付け、リスク管理に取り組んでいます。リスク管理の基本的な考え方として「リスク管理規程」を制定し、リスク管理体制構築のもと、リスクの顕在化の防止を第一義とし、万一これが顕在化した場合には、事態の拡大の防止と早期の収束を図ることとしています。
リスク管理を進める中で、重大なリスクである地震等に備えるBCP(事業継続計画)を策定して、事業の継続又は再開に向けて適切な支援が行えるよう体制を整える準備をしています。
巨大災害時等における職員等の安否確認や相互連絡に役立てるため、インターネットを使った安否確認システムを導入しております。