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これまでのおさらい2


入門その1では、染色堅ろう度試験について紹介しました。染色堅ろう度試験は、染色の丈夫さ(抵抗性)をみるものです。品質管理のための試験には、染色堅ろう度試験以外にもいろいろな種類があります。入門その2でご紹介した試験は以下の通りです。


種 別 概 要
遊離ホルムアルデヒド試験

ホルムアルデヒドが使用されている度合いを調べます。日本では法規制があり、その使用が制限されています。乳幼児用の区分と下着などの区分があります。

寸法変化率試験

水洗い洗濯やプレスなどの処理により寸法が変化(伸び、縮み)する度合いを調べます。数値の符号のプラス(+)は「伸び」を表し、マイナス(−)は「縮み」を表します。

ピリング試験

擦れ作用により毛玉(ピル)のできる度合いを調べます。

スナッグ試験

引掛け作用により糸が突出・引きつれを起こす度合いを調べます。

滑脱抵抗力試験

縫い目が滑脱する程度を調べます。縫い目を作成する際のミシンで本縫いする条件はJIS規格で定められていますが、実際の製品の縫製部分を使用することもあります。

破裂強さ試験

編地の破裂作用に対する強さを調べます。編地の物理的な強さを調べる代表的な試験のひとつです。

引張強さ試験

生地の引っ張り作用に対する強さを調べます。織地、編地の物理的な強さを調べる代表的な試験のひとつです。

引裂強さ試験

生地の引き裂き作用に対する強さを調べます。織地、編地の物理的な強さを調べる代表的な試験のひとつです。

繊維鑑別試験 遊離ホルムアルデヒド試験

繊維の種類を調べます。この試験には、燃焼試験、顕微鏡試験、各種試薬に対する溶解試験、赤外吸収スペクトルの測定などいくつかの手法があります。


混用率試験 繊維鑑別試験

繊維の入っている割合(百分率)を調べます。この試験には、解じょ法、溶解法、顕微鏡法などの手法があります。

表面フラッシュ試験

生地に表面フラッシュ現象が起こる度合いを調べます。起毛された衣料品などを着用して炎に近づくと、炎が生地表面の毛羽から毛羽へと急速に伝わって、炎が走るような現象を起こすことがあります。このような現象を「表面フラッシュ」現象といいます。



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