アジア表示規制(台湾)

2017.03.01
法律

    海外法規制に関する情報(台湾の表示一覧)

    表示項目 項目説明 下札 縫付
    製品名(ブランド名) 常用名や俗名を使用して製品名を表示する。
    サイズ規格 号数(M等)または実寸法(㎝)が一般的であるものの、特に細かい規定はない。
    組成表示 表示する部位が日本とは異なる場合がある。また、毛や麻・絹などは種別を特定した表示が必要となる。 ?
    表示者名及び住所、電話番号 輸入商品:輸入者名及びその住所、電話番号。
    台湾製商品:国内工場名及びその住所、電話番号。
    商品検査マーク対象商品:検査申請義務者名及びその住所。
    原産国 主要な工程を行った国名を表示。 ?
    洗濯方法 表示の省略は行わない。順序にルールはない。 ?
    商品検査マーク 特定の製品(ベビー商品、タオル等)に必要であり、国内販売検査登録番号、バッチナンバーを付記すること。
    対象の製品(乳幼児商品、ファンデーション類等)に必要であり、国内販売検査登録番号を付記すること。

                              〇:下札、縫付どちらかに必ず表示すること。

      表示例  

下げ札

縫付ラベル


  更新情報  

 台湾「服飾標示基準」の改定について 

2014年3月20日、台湾経済部より「服飾標示基準」の改定が公示されました。

 改定の最大のポイントは取扱い絵表示の変更であり、今後は「ISO3758:2012」と同様の図柄を使用することが義務付けられます。また、表示対象品や繊維名称、表示方法などのルールも一部変更されました。

1.猶予期間

  絵表示の改定 2016年3月20日より施行

  その他の改定 2015年3月20日より施行

  ※2014年3月20日以降に販売される対象品には、今回改定された服飾標示基準の適用が可能です。

2.洗濯絵表示(ISO3758:2012準拠)

新しい絵表示 概要



・図中の数字は水温を示す

・弱い操作は下線1本、非常に弱い操作は下線2本

・手洗いは、最高水温40℃








P:ドライクリーニング

テトラクロロエチレン 及び 記号Fに記載の全ての溶剤可

F:ドライクリーニング

石油系溶剤可(蒸留温度150℃~210℃、引火点38~70℃)

W:ウェットクリーニング

・弱い操作は下線1本、非常に弱い操作は下線2本


図中の斜線は、酸素系漂白剤のみ使用可能を意味する。





タンブル乾燥の温度は、図中の「・」の数で示す。

「・・」は、最高温度80℃

「・」は、最高温度60℃

自然乾燥の方法は、図中の線の方向と本数で示す。




・図中の縦線1本は、吊干し

・図中の縦線2本は、濡れ吊干し

・図中の横線1本は、平干し

・図中の横線2本は、濡平干し

・図中の斜線は、日陰での処理




アイロン温度は、図中の「・」の数で示す。

「・・・」は、最高温度200℃

「・・」は、最高温度150℃

「・」は、最高温度110℃

(スチームアイロンでは回復不可能な損傷を招く可能性がある)

取扱い表示には、洗濯、商業クリーニング、漂白、乾燥、アイロンの表示を含めなければなりません。乾燥の図柄にはタンブル乾燥と自然乾燥の2種類があり、ひとつ又は両方の可能な処理を選んで表示を行います。

・表示対象品の追加

現在

雑貨類:

ハンカチ、ネクタイ、スカーフ、手袋、帽子

改定後

雑貨類:

ハンカチ、マスクアイマスク、ネクタイ、スカーフ、手袋、アームウォーマー、帽子類

・組成表示の変更

内容 現在 改定後

ダウンの

表示ルールの新設

(無し) ・羽絨(ダウン)の表示許容差は5%とする。
・5%未満の羽絨は表示をしなくてもよい。
・ダウン衣類に「純」や「羽絨100%」と表示することは禁止される。
指定用語の変更 羊毛 ・「羊毛(動物名称を付記)」の表示が可能になった。
動物名称は、綿羊(メンヨウ)、羔羊(ラム)、羊駝(アルパカ)、
小羊駝(ビキューナ)、駱駝(ラクダ)、美洲駝(リャマ)、
安哥拉山羊(モヘヤ) または 克什米爾山羊(カシミヤ)など。
・上記の羊毛に該当しない獣毛については、
「(動物名称を付記)毛」と表示する。
例:安哥拉兔毛(アンゴラ)、犛牛毛(ヤク)
アクリル:
 聚丙烯晴纖維
または 亞克力纖維
アクリル系:
 改質亞克力纖維
アクリル:
 聚丙烯腈纖維
アクリル系:
 改質聚丙烯腈纖維
表示ルールの変更 装飾や付属品の表示は除外
してもよい。
表面積15%以下、または重量5%以下の装飾や
付属は表示をしなくてもよい。
100%表示の許容差も3% 100%表示の製品には許容誤差は認められない。

・表示方法

現在

ハンカチは、縫付け等の恒久的な表示の代わりに、下札やシールを用いてもよい。

改定後

雑貨類(ハンカチ、マスク、アイマスク、ネクタイ、スカーフ、手袋、アームウォーマー、帽子類)は、縫付け等の恒久的な表示の代わりに下札やシールを用いてもよい。

現在

靴下類で本体に縫い付けラベルのないものに関しては、下札やパッケージに表示することとし、直接本体には貼り付けないこと。

改定後

靴下類で本体に縫い付けラベルのないものに関しては、最少販売単位毎に下札やパッケージに表示することとし、直接本体には貼り付けないこと。

               赤文字が変更部分で、いずれも許容が広がる内容となりました。

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東京事業所 グローバルコミュニケーション戦略室
TEL 03-5759-4120