生地の「透けにくさ」を評価

 薄着をした際に、思いのほか下に着ている色が透けてしまったことや下着が透けることで不快に思ったことがありませんか?また、白色の水着は透けやすい!といった話を耳にしたことはありませんか?
 最近では、このような状況への対応として“透けにくい”性能を持つ生地を用いた商品が展開されています。特に、ブラウスや婦人ボトム、ユニフォーム、水着などではよく求められる性能になっています。
 そこでカケンでは、生地の ” 透けにくさ ” の評価方法として「防透性試験」を実施しています。

防透性試験とは

 この試験では、生地の下にある色の透ける度合いを評価します。
 白色と黒色それぞれのタイルの上に試料を重ね合わせ、生地表面の色を測 色機で測定します。生地の下に白色タイルがある時と黒色タイルがある時 のそれぞれの明度を測定し、次の式を使って防透性 (%) を算出します。 防透性(%)は数値が大きいほど「透けにくい」ことを表します。

$$防透性(%)=\frac{黒色タイル使用時の明度}{白色タイル使用時の明度} \times 100$$

 必要試料サイズは、約 30cm × 20cm(A4 サイズ)1 枚です。防透け加工された生地の測定だけでなく、従来生地や未加工生地(対照品)の測定を同時に行いますと、測定結果がより解釈しやすくなります。

防透性試験の結果例

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