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防透け性試験方法の検討

背景


着衣で肌着などの色が透ける現象については、マイナスのイメージとなる場面が多く、"透けにくい"性能を持つ商品は水着やブラウス、ユニフォーム、婦人ボトムなど様々なアイテムとして展開されています。


概要

 

"透けにくさ"の評価方法には、塗装や紙の業界における「隠蔽率」や「不透明度」等がありますが、衣料品の分野では特に規格化された方法は見当たりません。

各種情報を調査した結果、繊維メーカー各社などでは光学機器測定を中心に防透け性の評価をおこなっていることがわかりました。そこで、機器測定における光源や表色系など各種条件を選定し、測定条件を検討しました。更に、目視による"透け感"との比較を中心に検討しました。

各種調査及び目視の透け感と機器測定値の比較から、より目視に近い機器測定の条件・指標による「防透け性」の測定が可能となりました。


白色と黒色のパッキング材 防透け性試験概念

上:白色と黒色のバッキング材

右:試料に白色と黒色のバッキング(裏あて)を行い、2つの測定値の比を求めます。



【目視による観察と防透け性の結果例】

(左から、資料1 : 93.58%、 資料2 : 92.42%、 資料3 : 74.18%)

防透け性試料1 防透け性試料2 防透け性試料3


防透け性の値は、大きいほど「透けにくい」ことを表します。比較試験になりますので、防透け試料のほかに、従来品・未加工品などをご用意ください。

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