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消臭効果測定方法の確立

清潔志向の高まりにつれ、臭いに対する関心が強まっています。

加齢臭の主成分といわれているノネナールは、低濃度でも臭いの強い物質です。そのため、ノネナールに対する消臭繊維の消臭効果を評価する場合は、低濃度での測定が求められます。また、ノネナールを測定するための検知管は、現在市販されていません。

そこで、高精度のGC/MSを用いた消臭効果の測定方法を検討しました。試験を開始する際のノネナールの初期濃度(初発濃度)は、臭気強度5(強烈な臭 い)を目安に0.3ppmとし、バック中で消臭繊維とノネナールとを接触させました。

試験の結果、ブランク、試料とも安定した数値が得られることが確認され、測定方法を確立することができました。また、足の臭いの主成分であるイソ吉草酸についても、同様の試験方法での評価が可能になりました。


対象ガス

ノネナール

構造式 : C8H15CHO

分子量 : 140

加齢臭の主成分といわれている。

低濃度でにおいが強い。

GC/MS
臭気強度表(6段階臭気強度表示法)
0 無臭
1 やっと感知できるにおい(臭気閾値濃度)
2 何のにおいであるかわかる弱いにおい(臭気閾値濃度)
3 楽に感知できるにおい
4 強いにおい
5 強烈なにおい

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