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吸湿発熱性試験方法の調査研究

吸湿発熱性繊維を使用した商品は、特にスポーツ衣料を中心に市場が大きくなってきております。しかし、吸湿発熱繊維は従来の保温性試験による評価ができない繊維であり、適切な評価方法がなかなか無い状況でした。

一般に、吸湿発熱による繊維布帛試料の表面温度の上昇は数℃であるため、表面温度の測定は0.1℃程度の高精度で行う必要があります。

また吸湿発熱による試料の表面温度は、試料が吸湿を開始してから数十秒〜数分程度という短時間のうちに最高値に到達することが殆どであるため、試験操作を迅速・正確に行う必要がありました。


装置概要


従来の方法では試料を手で取り扱う工程が多く、温度センサと試料との接触のさせ方に任意性があること、雰囲気の変動の影響を受けやすいこと等の理由から、測定が高精度で再現性よく、操作が迅速、正確に行うことができる試験方法の開発が望まれている状況でした。

カケンではこれらの点を改良し、測定の繰り返し性の高い、そして精度の高い測定方法・装置を開発しました。

この装置は、試験試料で仕切った複数の隔室をもつ反応容器に乾燥空気または飽和水蒸気を供給し、高感度の温度センサで試料の表面温度を連続的に測定すると同時に記録する試験方法および装置です。吸湿(発熱)過程および放湿(吸熱)過程の連続切替試験も可能です。


吸湿発熱試験機 吸湿発熱試験グラフ

お問い合わせは、 大阪事業所 資材テストラボまで。

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