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3月に入り真冬の寒さからやっと開放され、春の訪れを感じ始める今日この頃ですが、今の季節は暖かい日があるかと思うと寒い日もあり、皆さんもなかなか冬物の衣類を手放すことができないのではないでしょうか。
今回も「毛」についてですが、毛を使った衣類の取扱いやお手入れ時の注意事項について勉強してみましょう。
毛製品は水洗いで縮みや型崩れを起こしやすいので、ドライクリーニングが安全です。洗い方は取扱い絵表示で「水洗い可能」、「水洗い不可」を必ず確かめてから判断しましょう。
取扱い絵表示の見方はこちらから
・洗剤は必ず中性洗剤を用い、ぬるま湯(30℃以下)に洗剤を溶かし、軽く押し洗いして下さい。
・すすぎはぬるま湯で2~3回行い、洗剤を落とします。
・脱液は絞らずに軽く押して水切りをし、タオル等で水分を取るか、または折り畳んで脱水機に入れ、1分弱の脱水をします。
・洗濯後は直射日光を避けて、風通しの良い場所に形を整えて陰干しをします。
・セーターなどのニット製品は、ハンガーに吊るして干すと伸びてしまう恐れがあるので、平干ししましょう。
・乾燥機は熱と揉み作用により縮みの原因になるので、絶対に使用しないで下さい。
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ウォッシャブルウールについて
ウールの縮みの原因になるスケール(鱗状の表皮)を除去したり、樹脂コーティング加工することによって洗濯機洗いできる場合もあります。
・ドライクリーニングは家庭では行えません。市販のホームクリーニング用洗剤は、水洗いでも出来るだけ縮みや型崩れしにくくなるように工夫された洗剤ですので、ドライクリーニングではありません。
・クリーニング店によってドライクリーニングの方法、仕上げ方などが異なりますので、依頼するクリーニング店選びが重要です。
・毛はとても柔らかく繊細な繊維ですので、運動等の激しい状態での着用は避けた方が良いでしょう。
・毛は湿気を吸いやすく、何日も着続けると疲れてきますので、1日着たら1日休ませ、湿気を発散させて繊維の疲れをとることが必要です。
・繰り返し着用や洗濯(クリーニング)をしていると摩擦されやすい部位(袖、脇等)に毛玉(ピリング)が発生してくることがありますので十分に注意して下さい。
・毛玉は多少なりとも発生してきますので、毎日同じものを着ないで適度の着替えが必要です。また、目立ってきた毛玉は毛玉取り器で処理するときれいになります。
3.保管
毛製品は虫に食われやすく、穴あきの原因になりますので、清潔な状態で防虫剤を入れて保管することが大切です。
・汚れ、シミ等があると変質したり、虫食い、カビが発生しやすいため、保管する前は必ず洗濯(クリーニング)し、汚れ等を完全に落としましょう。
・洗濯およびクリーニング後は、湿気の少ない日に十分に乾燥させてから保管するようにしましょう。
・年に1~2回、晴天が続いて湿気の少ない日に虫干しを行い、保管中に吸った湿気等を取り除きましょう。
・防虫剤成分は空気より重いので、衣類の上に置くと効果的です。
・防虫剤は2種類以上の異なるものを同時に使用しないようにしましょう。お互いが化学反応を起こし衣類にシミが出たり変色したりする場合があります。また、メーカー指定の適正な使用量を守りましょう。
財団法人日本化学繊維検査協会 |