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第104回目

【ネクタイについて(その2)】

ネクタイについて新入学、新入社員の皆さん、新しい生活はいかがでしょうか?何かと初対面の人と接する機会が多いと思いますが、初対面では服装がその人の印象を決める大きな要素となりうる場合がありますので、普段から服装には気をつけたいものです。
今回は、前回に引き続き「ネクタイ」について、歴史や種類、取り扱いなどを勉強していきたいと思います。

1.ネクタイの歴史について

ローマ帝国時代に軍人が首のまわりに巻いていた布のことをネクタイのはしりと考えると古くから存在することになりますが、服飾上のネクタイの祖と考えられるものは17世紀後半に登場します。当時ロワイヤル・クラヴァットというフランス陸軍の傭兵が襟もとに巻きつけたスカーフからヒントを得て、紳士達が襟を飾るために使い始めた「クラヴァット(フランス語でネクタイの意味)」がネクタイの原型といわれています。現在のネクタイ、いわゆる「フォア・イン・ハンド」が使われるようになったのは19世紀半ば以降といわれています。
日本におけるネクタイの誕生は、18世紀中頃にジョン万次郎とともに日本へ渡来したといわれています。その後大正末期、洋服の普及に伴い一般に広く浸透し、色や柄等多種多様なものが作られるようになりました。
ネクタイは首に巻き付けることから、neck(首)、tie(結ぶ)を組み合わせた言葉からそう呼ばれるようになりました。

2.ネクタイの種類について

(1)フォア・イン・ハンド
(2)蝶ネクタイ
(3)その他のネクタイ

ネクタイ
ネクタイ
ネクタイ

バタフライ

ネクタイ
レギュラータイ
ワイドタイ
スクエアボウタイ
ネクタイ
ネクタイ
ネクタイ
リボンタイ
ボーラータイ
アスコットタイ

3.ネクタイの素材について

ネクタイに使用されている代表的な素材をご紹介しましょう。
(1)絹(シルク)
ネクタイの素材としては最もポピュラーな素材です。軽くて光沢があるので色柄が鮮明で、高級感があります。
(2)毛(ウール等)
毛ではメリノウールが比較的多く使われていますが、カシミヤ等の獣毛も一部使われています。高級感があり、暖かさを感じさせてくれます。
(3)綿
海島綿等の高級綿が多く使用されています。麻や毛等と混紡して使用されるものもあります。シワになり易い性質があります。
(4)麻
麻は、主にラミーとリネンが多く使われています。綿と同様にシワになり易い性質がありますが、麻独特の清涼感があるので、夏には人気の素材です。

4.ネクタイの取り扱いについて

(1)家庭洗濯せず、クリーニングすることをお勧めします。

(2)汚れた場合は、直ちに少し水に濡らしたハンカチ等で軽く叩いてみましょう。汚れが取れない場合は、無理をせず直ぐにクリーニングに出しましょう。汚れが取れないからといって、表面を擦るのは良くありません。

(3)シワになった場合は、当て布を必ず使い、軽くアイロンを掛けると効果的です。

(4)保管する場合は、比較的湿気の少ないところに保管しましょう。年に3~4回程度風通しの良いところで、陰干しすると良いでしょう。

(5)使用後は、畳んで保管せず、ハンガーに掛けたり、丸めたりしてシワにならないように心掛けましょう。


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