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| 【風呂敷について】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 皆さんは、手に持てるくらいの大きさの物を運ぶ時には、いつも何を使っていますか? ほとんどの方が、鞄、袋等を使っていることと思います。物を収納する場合は、どのようにしているのでしょうか?大きなケースに入れて収納されているのでしょうか?古くは、物を運んだり、収納したりする時には風呂敷などの布を使うのが一般的でした。 最近では、日常ほとんど使われることがなくなりましたが、今でも、冠婚葬祭ではお金を持参するのに、袱紗(ふくさ)〔家紋の入ったふろしきの小さなもの〕を使う習慣は受け継がれています。 皆さんは、風呂敷について、どのようなことをご存知ですか? 今回は、風呂敷について勉強してみましょう! 1.風呂敷の歴史について 古くは、奈良時代、平安時代に、包みものとして一枚の布が使用され、現在使われているものと比べて姿形には大きな変化は見られませんが、素材、染色、柄等を見ると、その時代の特徴が大きく写し出されていると言われています。 室町時代に入ると、将軍 足利義満が室町の大湯殿(おおゆどの)を建てて、もてなしを行う際、近習の大名達を一緒に風呂に入れたところ、皆が他人の衣装と間違わないように、自分の脱いだ衣服を家紋入りの布に包み、風呂から上がったら、この布の上で見繕いをした等と言う内容が残されているようです。この頃の風呂は、今で言う蒸気風呂で、当時は、床にむしろ、すのこ、布などを敷いていたようです。風呂の床に敷く布ですので、そこから「風呂敷」と言う名称が付けられたと言われています。 江戸時代には、風呂屋が誕生し、据え風呂、五右衛門風呂等、いわゆる現在の銭湯と同じように、湯を張った風呂が誕生しました。この頃、人々は手拭い、軽石、浴衣などを四角い布に包み銭湯に通うようになり、風呂に敷く布から湯道具を包む布として使われることになりました。それから、「風呂敷包み」と言う言葉が使われるようになったそうです。 また、当時は衣類などを運ぶ道具として、大きな風呂敷を背負って使用していたようです。さらに、明治時代に入り、誰もが苗字を持つようになると、同時に家紋も持つようになり、その影響で、風呂敷に家紋を入れることが普及して行きました。それは、進物用など、冠婚葬祭に使用されるようになり、実用化されました。それが現在にも長く受け継がれているのです。 2.風呂敷の包み方について 代表的なものをご紹介しましょう!
3.風呂敷の素材について 代表的なものをご紹介しましょう!
4.風呂敷のサイズについて
5.風呂敷の使い方について (1)物を運ぶ 風呂敷本来の使い方です。鞄や袋に比べて、利便性では優れているかもしれません。 包むものの大きさや重さに合わせて自由に包めます。多少重いものでも支障はありません。また、バッグやリュック風に工夫して使用することも可能です。 (2)物を保管する 布団や寝具類等、大きくてかさ張るものを保管するには最適です。サイズも多種多様ですから、大きい物から小さい物まで、柔軟に対応できます。旅行や出張に行く際に、小物を包み別けるのに使用するのも便利です。 (3)冠婚葬祭に使う 結婚式やお葬式の際に、袱紗としてお金を包んで持参するのに使用します。お金を裸で渡すのは、失礼であると言う日本の美的意識がこのような風呂敷の使い方にも現れているのではないでしょうか。 また結納の際に、いろいろな道具を使いますが、その時にも風呂敷は欠かせないものです。結納飾りを入れる箱を包んだり、目録をのせるお盆を包んだりするのに用いられます。祝いの道具をきれいに相手に渡したいと言う、思いやりの気持ちがこもった習慣ですね。 (4)インテリアやファッションとして使う テーブルクロス代わりに、あるいは、タペストリーとして壁にかけるのもオシャレですね。花瓶やクッションマットとして使用しても部屋の雰囲気が変り、生活環境の重要な役割とても活躍しています。 (5)記念品として使う 風呂敷は、昔から「結ぶ物」として縁起が良く、好まれて使われています。ハンカチ、バンダナとは違った感覚で、オリジナル風呂敷を作ったりして、親しい方に、新しい方との出会いのしるしに、記念品として使用することもできます。 6.風呂敷の取扱いについて
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財団法人日本化学繊維検査協会 |