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冬になると空気の断熱層をつくるために、起毛などの加工を施した商品が多くなります。
セルロース系繊維(綿、レーヨンなど)は、いわば紙と同じ分子構造を持っており、燃えやすい物質です。しかも起毛することにより空気もたくさん含んでいますので、より一層燃えやすくなります。
この状況が、表面フラッシュを生じる原因となります。従ってどちらか一方の要因をなくすことにより表面フラッシュ現象は、起こりにくくなるのです。
一般家庭において、表面フラッシュ現象が発生するケースとしては、綿やレーヨンなどでしかも起毛されている部屋着を着たまま、ガスコンロなどの火の近くに袖口を持っていった時など、この現象が起きてしまう可能性があります。この表面フラッシュは、炎による火傷などの被害よりも、この現象で気が動転してしまい、転倒するなどの二次的な災害を引き起こす可能性があります。
また、表面フラッシュ現象から、そのまま延焼してしまうケースもあります。
実際に表面フラッシュ現象も他のページで紹介しておりますので、参照ください。
繰り返しになりますが、表面フラッシュを防ぐ方法は、(1)綿などのセルロース系繊維でかつ起毛された製品は表面フラッシュ現象を生じる可能性が高いため、火元に近づかないようにする。(2)柔軟加工剤などにより水分率をできるだけ多くする。(3)起毛品の場合は、できるだけ毛羽を寝かせるようにする。などの方法があります。
この試験方法は、カケンが研究を重ねてきて、JIS規格となった試験方法です。今までの研究成果もあり技術的なバックグラウンドも持っておりますので、詳細な問い合わせ・質問等ありましたら最寄りの事業所・検査所までお問い合わせください。
<関連規格>
JIS L 1917:2000 「繊維製品の表面フラッシュ燃焼性試験方法」
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