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光触媒の抗菌試験のご案内

日本で誕生した光触媒技術を応用して各方面でさまざまな製品が開発されています。光触媒は性能面から酸化チタンがその代表としてよく知られています。その酸化チタンはチタン白という白色の塗料としても古くから使われています。ところが、光が当たると次第にぼろぼろになるという問題を抱えていました。実はこれが酸化チタンによる光触媒作用でした。以前は、この現象を抑えることに力を注いでいましたが、現在は逆にこの性質を利用しています。

光触媒は強い酸化力によって様々な機能を発揮します。その中には殺菌作用も含まれています。我々が日常生活の中で擦り傷を負ったとき傷口をオキシドールで殺菌します。これは体内に存在するカタラーゼという過酸化水素分解酵素によって発生する活性酸素を利用した殺菌方法です。注目されている光触媒もこの活性酸素の機能を利用した技術です。活性酸素は有機物を分解するため、汚れ物質の分解や空気清浄化、水質浄化、さらに物質の表面を水になじみやすくする超親水化機能も持ち合わせているため、鏡の曇り止めなどの防曇性があります。

日本生まれの光触媒技術に世界的な優位性を持たせるため、2002年9月、経済産業省は光触媒の性能試験方法の標準化を目指して、日本ファインセラミックス協会に光触媒標準化委員会を設置しました。その中の抗菌・防かび性能分科会によって、光触媒の抗菌性試験方法が「JIS R 1702」として平成18年9月完成しました。抗菌試験方法は、すでに繊維製品等を評価するJIS L 1902とプラスチック等のJIS Z 2801が知られています。JIS R 1702は、この2つの試験方法をベースに光触媒条件を加味しております。そのため繊維製品等は「ガラス密着法」、プラスチック等は「フィルム密着法」の2つで構成されています。主な試験条件等は、下記のとおりです。

【ガラス密着法】
 試験菌:黄色ぶどう球菌、肺炎桿菌
 紫外放射照度:0.25〜0.001mW/cm2
 紫外線照射時間:8時間
 静菌活性値:光を照射しない条件で得られる
       生菌数の減少分も含みます
 ΔS:光照射による効果

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お問い合わせ先
 「光触媒の抗菌試験」に関して
 生物試験センター
 〒550-0002 大阪市西区江戸堀 2-5-19
 TEL. 06-6441-0399 FAX. 06-6441-6803



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